(かわ)()きものを調(しら)べよう―(すい)生生物(せいせいぶつ)による水質(すいしつ)判定(はんてい)

 

 一般的(いっぱんてき)河川(かせん)など水域(すいいき)水質(すいしつ)知る(しる)場合(ばあい)、BOD、CODなどの理化学的(りかがくてき)手法(しゅほう)(もち)いられますが、ある時点(じてん)水質(すいしつ)状況(じょうきょう)しか知ることができないため、いろいろな条件(じょうけん)(さい)(すい)分析(ぶんせき)重ねる(かさねる)必要(ひつよう)があります。
 これに対し、水生(すいせい)生物(せいぶつ)調査(ちょうさ)では、特に川底(かわぞこ)にすむサワガニ、カゲロウ、トビケラなどといった指標(しひょう)生物(せいぶつ)生息(せいそく)状況(じょうきょう)調べる(しらべる)ことによって、過去(かこ)から調査(ちょうさ)時点(じてん)までの長い(ながい)時間(じかん)水質(すいしつ)状況(じょうきょう)反映(はんえい)したもので、その時点(じてん)水質(すいしつ)程度(ていど)を知ることができます。
 したがって、どのような()きもがすんでいるかを調(しら)べることによって、この調査(ちょうさ)は、適切(てきせつ)指導(しどう)のもとに、小学生(しょうがくせい)中学生(ちゅうがくせい)高校生(こうこうせい)一般(いっぱん)の人々のだれもが簡単(かんたん)にできるようになっています。
 大分市(おおいたし)では、河川(かせん)愛護(あいご)水質(すいしつ)保全(ほぜん)(かん)する意識(いしき)高揚(こうよう)(はか)目的(もくてき)で、平成5年度(ねんど)から始め、現在(げんざい)は市内17中学校(17河川)の協力(きょうりょく)のもと、環境省(かんきょうしょう)国土(こくど)交通省(こうつうしょう)実施(じっし)する全国(ぜんこく)水生(すいせい)生物(せいぶつ)調査(ちょうさ)参加(さんか)しています。


調査(ちょうさ)仕方(しかた)

1.

川の水の(ふか)さが、ひざくらいのところで、こぶしや(あたま)くらいの大きさの石のある場所(ばしょ)を、調査(ちょうさ)地点(ちてん)とする。

2.

川に入り、石を(しず)かに()()げバケツに入れる。
下流側(かりゅうがわ)でざるをかまえ、(すな)を少し掘り起こ(ほ おこ)し、(なが)()(すな)(なか)生物(せいぶつ)(つか)まえる

3.

(きし)に上がり、石の表面(ひょうめん)やざるをよく調べ、石や(あみ)についている生物(せいぶつ)をピンセットでバットにうつす。

4.

バットに並べた生物(せいぶつ)虫眼鏡(むしめがね)を使ってよく観察し、生物(せいぶつ)指標(しひょう)生物(せいぶつ))の名前(なまえ)(かず)記録(きろく)する。
水質(すいしつ)階級(かいきゅう)判定(はんてい)をする。

5.

調(しら)()わった生物(せいぶつ)は、もとの川に(かえ)す。


調査(ちょうさ)にあたっては、危険(きけん)防止(ぼうし)のため3〜5人のグループで行ってください。

 
水質(すいしつ)階級(かいきゅう)指標(しひょう)生物(せいぶつ)関係(かんけい)

きれ いな水(T)の
指標(しひょう)生物(せいぶつ)

カワゲラ、ヘビトンボ、ヒラタカゲロウ、ブユ、ナガレトビケラ、アミカ、ヤマトビケラ、サワガニ、ウズムシ

少し きたない水(U)の
指標(しひょう)生物(せいぶつ)

コガタシマトビケラ、コオニヤンマ、オオシマトビケラ、スジエビ、ヒラタドロムシ、ヤマトシジミ(※)、ゲンジボタル、イシマキガイ(※)、カワニナ

きた ない水(V)の
指標(しひょう)生物(せいぶつ)

ミズカマキリ、ニホンドロソコエビ(※)、タイコウチ、タニシ、ミズムシ、ヒル、イソコツブムシ(※)

大変(たいへん) きたない水(W)の
指標(しひょう)生物(せいぶつ)

セスジユスリカ、サカマキガイ、チョウバエ、エラミミズ、アメリカザリガニ


海水(かいすい)の少し()ざっている汽水域(きすいいき)生物(せいぶつ)


調査河川および調査依頼中学校

河川名

学校名

河川名

学校名

河川名

学校名

祓  川

大分西中学校

園 田 川

稙 田中学校

判 田 川

判 田中学校

住 吉 川

王 子中学校

江  川

大 在中学校

河原内川

竹 中中学校

寒 田 川

稙田東中学校

北 鼻 川

大 東中学校

賀 来 川

賀 来中学校

田 尻 川

稙田南中学校

佐 柳 川

戸 次中学校

吉 野 川

吉 野中学校

尼ヶ瀬川

七瀬川

城 南中学校

野津原中学校

佐 野 川

小猫川

坂ノ市中学校

神崎中学校

米 良 川

滝 尾中学校

 


>>川の生きものを調べよう(環境省)